県は4日、松山市の済美平成中等教育学校で、愛媛で今シーズン初のインフルエンザの集団発生があったと発表した。1年生の1学級33人を4~7日に学級閉鎖。1997年シーズン以来、最も早い集団発生といい、県は流行期が長くなる可能性もあるとして注意を呼び掛けている。
県によると、インフルエンザは例年、12~1月の冬場に集団発生が始まる。今シーズンが大幅に早い理由は分かっていない。
済美平成では1学級33人のうち12人が発症。迅速検査の結果、7人からA型陽性を確認した。ほかの学級でも生徒の罹患(りかん)が散見されるという。